あやかし螺紋31 「クリスタル眩耀剣―螺紋仙女vs水晶幻女」
2008年1月27日 10:14
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―闘仙境
「あやかし少女神楽」第三戦が開始された。
今回はユイとケイ、そしてキキという観戦者がいる。
彼女たちが是非と申し込み、ミドリも夕子もリンも了承した。
夕子は螺紋と合身した姿でリンと相対する。
リンの手にいつの間にか六角柱の水晶が乗せられていた。
両手を添えて持つと、瞬時に70センチ程の長さに変化した。
月宮リンの武器、水晶剣。―無論、ただの鉱物の棒ではない。
無色透明であったそれは、青い輝きを放ちはじめた。
リンの構え―剣道で云う中段の構えは
剣術では、青眼の構えと称される。
青眼の名に沿うようにリンの眼も髪も
赤から青へと染め替えられていく。
まばゆい輝きの玉が、次々と剣からこぼれていく。
「きれい・・・」キキがつぶやく。
だが、光は美の対象から恐怖のそれへと変わる。
光の玉はこぼれ続け、しかも輝度は増していくばかりであった。
「まぶしい!」キキが両目を押さえて叫んだ。
「これは、・・・眩耀術!」とユイ。
光で相手の眼を眩ます幻術。
ああ、リンの体が、光の中に消えていく。
(リンが、みえない)螺紋―夕子は敵の姿を見失っていた。
