あやかし螺紋14 「あやかし少女神楽―ミドリのルール説明」
2007年7月16日 10:52
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「はーい、みなさま、ごきげんよう。
わたくし、矜迦里権現さまの使い、めがねっ娘天狗のミドリでぇす。
みなさまがコンガリさまの夢のお告げを受けた方々ですね。美少女ぞろいですわぁ。
今回おこなわれる祭祀、「あやかし少女神楽」という名にさせていただきまぁす。」
わたし―ゆっこと他の4人の女の子は、学園の屋上に集められた。最後の授業のチャイムが鳴った
すぐ後に、頭の中に声が響いた。「屋上に集まれ」と―。
前日にわたしも、夢の中で権現のお告げを聞いた。
呪いの雨…雨男の降らせた雨が、この土地のカミサマを不快にさせ、それを祓うための祭りに
自分が参加することになるなんて…。
「―みなさまには御自分のもつ能力で競い合っていただきまぁす。戦いは五日後の放課後から
開始とします。この祭りは一般の方々には「見えなく」いたしますのでご安心を。
対戦方法ですが、まず、ゆっこさまが第一戦に参戦していただき相手を指名して、
そこで勝ち残ったほうが次の相手を指名して…というふうにさせていただきます。」
―そこまで聞いてわたしはあわてて声をあげた。「ちょっとまってください。それじゃあ…
わたしがもし、勝ち残ったとして、不利じゃないですか、ダメージとか疲れが残っていた場合…」
「ご安心を。ダメージは一戦ごと、権現さまのお力で回復させて差し上げますし、戦いは
他の戦士に見せないようにいたしますので、攻略法を探られることもありません。
―うふふ、ゆっこさまにはいらぬ気遣いですわよ、きっと。なにせ―――」
(ちょっとミドリさん!なにを言い出す気なの!)
「―――世界を救ったヒーロー、ウゴブロマンさまの妹にして優秀な戦士ですものねぇ。」
――他の4人がいっせいにわたしを見る。
「きゃあー!ほんとうですの?!」と金剛寺カレンさんが黄色い声をあげる。
……ミドリさん。簡単にばらさないでください……、もう!!
