Mirror 2-#2
2008年5月17日 01:22
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車が後ろから来ないのを確認し横断歩道を渡り始める賀上映一
ところが、ここは反転世界なので車は右側通行!!
歩くその先には右折してくる車が走ってきていたのだった。
横断し始めた賀上の腕を誰かがつかみ後方へ勢いよく引っ張った。
勢いがよすぎて引いた人、賀上ともに転倒してしまった。
倒れた賀上が見上げると
そこには、木村佳奈の顔があった。
木村佳奈「とびだしちゃ、あぶないよエイイチくん」
もちろん賀上からすると、確認してから渡ったので不思議な感じだ。
いってみれば逆走する車が路地から飛び出してきた感覚。
アメリカにでも行けば右側通行認識で歩けるのだろうが
自分の住んでいる街で突然反転すれば仕方がない。
賀上映一は立ち上がり、まだしゃがんでいる佳奈に手をさしのべた。
木村佳奈「ありがとう」
賀上映一「こっちこそ、あぶないとこだったよ」
「大丈夫?けがとかしていない?」
木村佳奈「平気、なんてったってバレー部員ですから(笑 」
立ち上がると二人はバス停へ向かい歩き始めた。
横断歩道を渡ったところで
賀上映一は左へ、木村佳奈は右へ曲がった・・・
木村佳奈「バス停、はんたいだよ」
賀上映一「えっ!?」
そう声をかけられ困惑する賀上映一
実は家の玄関を出たときも反対方向へ歩いてしまったのだ。
